思い出の壁を解体しました!
こんばんは、すぎのこの女将(半人前)のハルカです。
本日、遂に改装工事がスタートしました!
朝早くから来てくださった工務店の泊さんがダイニングにビニールシートを貼ってくれました。
今日のメイン作業は、この写真で右側に見えている壁の解体。
壁を打ち抜いて、ダイニングとリビングをひと続きの空間にします。
たくさんの人々が交流できるような、開放感のある空間になるように、運営メンバーとデザイナーさんとで考えた案を形にしていきます。
この壁には、以前のオーナーさん、ハナムレさんの肖像画が飾られていました。
また、壁には多数の写真が飾られていて、剥がした跡がくっきりと残っているのがわかります。
汚い、と言えばそれまでですが、なかなか歴史を感じる感慨深い壁でもあります。
この写真の背景になっているのもこの壁。
右側の写真の跡、お分かり頂けますでしょうか。
この壁を見るのも、今日が最後。
・・・遂に、解体のときがきました!
見事に、壁が剥がされていきます。
柱を残し、間柱もすべて撤去します。
大工工事は3人がかり。
他に電気屋さんと、壁紙屋さんが作業に来てくれました。
改装前の形と、完成形を知った上で、大工さんの仕事を間近で見ることは初めて。
島の人たちによく言われるのが、
「若い子が屋久島に来て、何かをやろうとしてくれることが嬉しい。」
地元の人にとって、島外の人は一目ですぐに分かるようで、道端で出会ったおばあちゃんにここに来た成り行きを説明するような場面も何度かありました。
みんな経緯を聞くと、
「ありがたいねぇ、頑張って!応援してるよ!」
「何か困ったことがあったらおいでね!」
そう言って、お庭で獲れた大根をくれたり、穫ってきたばかりの山菜をくれたり。
工務店の泊さんも、「はるかちゃんのために、早く綺麗な民宿を作らないとね。」
そう言って、繁忙期の中、一生懸命作業をしてくれました。
こちらが、本日の作業が終了した状態。
風通しが良くなり、開放感あふれる空間になりました!
思い出の壁とはお別れですが、別れは同時に新しい出会いを連れてきてくれます。
玄関から入ってすぐにこの空間を見渡せるので、きっと自然と挨拶が交わされたり、交流が生まれるのではないでしょうか。
どうかたくさんの出会いが生まれますように。
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